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アルクレポート!ググっても出なかったので。

このコーナーは、アルクシアターメンバーに様々なインタビューをしたものである。
普段メンバーが思っている気持ちや野望などを根こそぎ聞き、記事にまとめました。
良かったらご覧下さい。



第四回はこちら    第六回はこちら

佐々木 和代

【個性派大女優】

アルクシアターの看板女優、佐々木和代。独特の演技を見せる彼女の素顔をインタビュー。普段は聞くことのできない秘められた思い、役者人生の中での出来事、様々な体験談がここに語られた。


「"演じている"ということそのものが憧れだった」


Q.演劇をはじめたきっかけは何ですか?

ほんとにそもそものきっかけ…興味をもったってことだと、学校公演にきてくれた児童劇団だったりとかの公演を見て…胸を打たれたわけですよ。
どこの劇団とか、どんな作品だったかとかは全然覚えてないけど(笑)
内容と言うよりは"演じている"ということそのものが憧れだった。

実際にやりはじめるまでにずいぶん間があいてしまったが…

その間も演劇部にはいりたいなぁとは思ってて、高校の演劇部に入ろうかな?と覗きに行っては、きっとついていけないなと怖気づき(笑)…結局バレーボール部にはいっちゃっり…短大に入ってからは遊んでしまったり(笑)
でも就職活動、てなったときに自分の中に燻ってるものがあって、それをどうしても無視できなくて"いや、一回やらないと気が済まないんだ"って気がついた。で養成所を探して、そこに入った。
だから一回も就職してないの。就職する前に一度やれるだけやって、気が済むまでやったら就職しようと思ってたら、辞めれなくなっちゃった(笑)

「気が済まなかったんですね(笑)」

そう(笑)でもそういう人多いよね。私たちの周りは。
だから親にはいつもごめんなさいって思ってる(笑)悪いなとは思ってるし感謝もしてるし、いつか恩返しがしたいなって思ってるんだけど…ま、いつかって言ってちゃダメなんだけど…はい、頑張ります(笑)



「とにかく必死だった」


Q.初舞台の思い出を教えて下さい。

別役実さんの『赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス』というミュージカル。私は魔法使いのお婆さん役。
初舞台だったからとにかく必死だったていう思い出。初舞台で*別役さんだっから全く話が理解できなくて(笑)とにかくガムシャラに頑張った初舞台だったかな。

*劇作家、幻想的で不条理な作品が多い。

あとは…まあ、いまとなっては面白エピソードなんだけど、その時赤ずきん役をやってた役者が、杉野実奈っていって…彼女はいまアルクシアターにいるんだけど(笑)

「え!?そうなんですか?」

そうだよ(笑)面白エピソードでしょ?だから実奈ちゃんは私の20歳くらいの時を知ってるから、ちょっとテヘっなっちゃう。

その養成所は、一年課程があって、その後希望者には後2年の過程もあって…
1年で辞める人多いんだけど、私はその後の2年課程も踏んで、合計で3年間そこにいた。

始めると納得するまで突き詰めたくなるタイプだから。残念ながら演劇って3年養成所通ったら終了ってわけじゃなかったから(笑)いつまで経っても終わりがわかんないし、まだ全然納得できてないから、多分ずっと辞めれない(笑)

しかも3年過程を終了して、養成所が終わりってなったときに初めて、『あ~、舞台って面白いものなんだな~』って思えたからね。




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