「音楽に興味を感じていた」
Q.劇団アルクシアターに加入した理由を教えて下さい。
僕が他の劇団の客演をしていた時に又八さんが観にきてくれていて、「凄いのが居る!」と思っててくれていたらしい。
それで、又八さんが演出の芝居に呼んでもらったのが出会いのきっかけ。
劇団に入ったのは、単純に誘われたからかな。劇座は座付きの演出ではないから色んな役が出来るのが楽しいし、アルクシアターは音楽に興味があった僕に魅力を感じさせてくれた。
ミュージカルではなく音楽劇に近い所もあって、ずっとやって行きたいな、と思った。
又八さんは力のある人だし、一緒にいて吸収できる所も多いから、刺激的だね。 |
「バーチャルリアリティーが現実と一致する所が凄く刺激的」
Q.演劇の面白さを教えて下さい。
世界の構築。何か伝えれる。その伝え方も凄く不自由な伝え方だけど。役者としては、作家じゃないから一から作れないし、外でもないし、雨も降ってないのに、そういう演技をする時がある。
それでも何か表現が出来る。バーチャルリアリティーが現実と一致する所が凄く刺激的。
本を書いた時は、書いた事によって誰かが喜んでくれたり、役者が色々考えてくれる事は、楽しいし、嬉しい。
一言では言えないけど、色んな楽しみ方がある。
スタッフをする事も楽しい。小道具を作る事でも、時代背景を凄く調べたり。
どういう風に表現してやろうかと考える事が楽しい。
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「伝える事。教育する事。」
Q.将来の夢はなんですか?
戦争と差別を無くしたい。そのためには何が出来るかっていったら、教育でもあると思う。
伝える事。そういうのに関わって行けたら良いな、と思う。
自分が食べれるか食べれないか分からない時に人の事なんて考えられないじゃん。そういう意味では飢餓も無くしたいと思う。
アプローチの仕方は沢山ある訳だから、遠くの目的に向けて、毎日している事が繋がると良いな、と思う。
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とても幅広い視点から物事を見ている丹羽さんの考え方はとても勉強になりました。
アルクシアターの看板俳優として、これからも素晴らしい活躍を楽しみにしています。
インタビュアー:角 真里奈 |