あなたのお宝なんじゃらほい!?
 
 
第十四回     第十三回目はこちら  

あなたの大切にしているものは何ですか?

趣味で集めたコレクション。
家族、友だち、恋人、ペット。
目には見えないかけがえのない物。

十人いれば十色の答えがあるように、
メンバーの様々なお宝物を写真つきエピソードでどどんと紹介しちゃいます!

第十四回目は杉野 実奈。
ヨーチェケラー!!

 


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お宝原稿を…
数日前に言われて考えてみた。

え!?
お宝 お宝 …お宝!?

何だろう?

いっぱいあるような、ないような。。。

とりあえず金目の物はないから、やっぱり宝は

今まで出逢ってきた人…

ね。

これに尽きるでしょ?

私を苦しめた人も、悲しませた人も、喜ばせた人も、幸せをくれた人も全部。

今、この歳になってやっとそう思える気がするのデス…


あ、写真もお願いします
って言われたな。

写真かぁ。

出逢ってきた人全部は載せられないから、もうひとつ
今の私のお宝を考えた。

それは

写真集『ドンが聞こえなかった人々』(図書出版文理閣)。

この本との出逢いは衝撃だった。

戦争関連の本なのに、
どの写真も悲しい姿ではなく、ただ純粋に生きてきた笑顔。

写真だから手話は読み取れないけど、その瞳が見つめてきたものが届いた気がした…

戦後45年を経て出版された
長崎のろう(聴覚障害)者の被爆体験の記録と、今を生きる姿。

戦争は怖い。

人が血を流す姿、悲しい事実を見たくなくて、ずっと避けてきた。

夏には戦争のニュースになるとチャンネルを変えてしまっていた。

そんな自分が恥ずかしくなった。

そして、私の周りには戦争の恐ろしさ・平和の大切さを教えてくれた、ろう高齢者の方がたくさんいた…

その人達の姿、写真集の中で遠い瞳で笑う人達の姿が私を変えた。

手話を学んで、ろう者の方達と出逢って、伝えたいという気持ちを知った。

手話も私にたくさんの出逢いを与え、影響を与えたもののひとつ。

いつからか、強く、

伝えなければならない

と感じるようになった…


手話を学びはじめて、十ウン年。(あら、まぁ!)

たくさんの出逢いの中で、人として生きることを深く考えさせられた。

私に出来ることは何だろう…?

やりたいことが出来る時代。
やりたいと思った時がやる時。

気づけば演劇を学びはじめていた。

手話と演劇。

〜伝えたい〜

思いが繋がって、今この本を題材にした手話朗読を続けている。

この手話朗読を通じて出逢った人もたくさん。

そしてそんなたくさんの人の力に支えられて今がある。

一冊の本がここまで影響を与えるのはスゴいことだと思う。


真面目に書いちゃったけど…

きっともっといっぱいの出逢いを与えてくれる、

お宝だな〜

と、原稿を書きながら改めて感じた。

そしてそうなるように頑張らなきゃ!と実感。


出逢いは宝。

伝えることは…

生きること

だと思うのデス…。


だから今、出逢った全てにありがとう!


あ…

面白いことがひとつも書けなかったよ…

と反省しながら、時間切れ(締切)にて失礼〜!


杉野実奈

 

 

 



 

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