二人は笑ってため息をついた
殺人的な晴れ続きの空を目に写して
ほんのさっきまで未来を探した
難解なパズルのような逃げ道
探りながら
今も今も振り返れば そこにお前がいるなら
楽しい夢に目覚めた朝も そこにやはりいるなら
あーこの狂った毎日はすべて
その愛しさで現だと知る
行こうか
流れる記憶は出会いで止まった
安っぽいロマンだけで
飛び出せたっていうか逃げ出せた
でもさでもさもしも二人出会うことがなかったら
こんな笑いこんな叫びまるで命壊すようにさ
体中が焼けるような想いや
今果てろと願う喜びは
なかった
遠い遠い場所で二人何も知らず暮らしてさ
何者かと何者かになっていて出会ってたらさ
こんなにお前の名前だけを
何度も口にしたのだろうか
わからない
二人は呼んでた 互いの名前を
※PENCILROCKETの1stアルバムに収録。
映画「俺たちに明日はない」
をモチーフに作りました