僕はひとりで全て解ろう
夜が終わり朝が来るまで
ここより前でこれより先で
緩やかに目を閉じて思おう
そしていつか一人で
空の色を見ていた
色も褪せて干からびた
殻のままで思うよ
母さんもう一度僕をはらんで
僕はもうただ生きて行くから
付きで尖った白い窓より
思い出を投げて数をつける
目を閉じたまま玄関に立ち
中間を感じ寂しくなる
そしていつか一人で
空の色を見ていた
色も褪せて干からびた
殻のままで思うよ
母さんもう一度僕をはらんで
僕はもうただ生きて行くから
空埋め尽くすパターンよパターンよ
空埋め尽くすパターンよパターンよ
空埋め尽くすパターンよパターンよ
空埋め尽くすパターンよパターンよ
空埋め尽くすパターンよパターンよ
空埋め尽くすパターンよパターンよ
「空はずっと行くと冥くなるんだよと
声がした
前から知っているよと
僕は嘘をついた」
僕はひとりで全て解ろう
夜が終わり朝が来るまで
よそ見する間に音は消えてく
そろそろと目の色も消えてく
そしていつか一人で
水の色を見ていた
そしてやっと気づくよ
僕の中は一人だと
母さんもう一度僕をはらんで
僕はもうここで生きて行くから
高く澄んだ宇宙で
決め事たちに混じり
やっと晴れた明日を
今日のままで眺めてる
母さんもう一度僕をはらんで
僕はもうここで生きて行くから
※PENCiLSの1stアルバムに収録
