青い傘に麦わら帽子
作詞・作曲 盛高志
演奏:ペンシルズ


When Was That Time
雨が降っている
一人きりの部屋の中
窓際に頬杖ついて僕は空を見ていた
霧雨はまるでスクリーンあの日の街映し出した
銀の電車がカタカタと画面の隅滑り込んだ
駅からのまっすぐの道 人影もまばらで
見覚えのある青い傘 ホームでくるくると回ってる
何となく不思議な雨が僕の心狂わせた
青い傘に麦わら帽子君が僕を待ってた

When Was That Time
雨は降っている
街は今日も変わりなく
足りないはずの君の顔なぜか思い出せなくて
君はいつまでも待ってた お日様と僕のこと
濡れた前髪を気にして 僕の好きな歌口ずさんで
耳をふさげば今更に君の声が聞こえてきた
青い傘に麦わら帽子君が僕を待ってた

目を閉じて君の背中をゆっくり追い越す
忘れてた記憶の中で優しい夢だけ拾うようだ
時間旅行のベルは鳴りあの日の場所へ舞い戻る
青い傘に麦わら帽子君が僕を待ってた

※PENCiLSの1stアルバムに収録